君の隣
『それは、別に沙姫のこと嫌いになったとかじゃなくて、なんか沙姫高校に入ってから一段と可愛くなって男子の中では超人気だし、俺がいつまでも沙姫の隣にいたら恋出来ないかなって思ったからであって……なんかゴメン!』
「謝らないで?結局は私のためだったんでしょ?だったらいいの…。光希…、私光希のこと『待って!!』
いきなり叫ぶもんだからビックリして肩がビクッってしてしまった。
『あっごめん!そこは俺に言わせて?』
「うん。」