↑恋人以上≧恋愛未満↓
…受験校につくと校門のところからたくさんの人だかり。
みんなわたしたちと同じように
合格発表の確認にきているんだ。
わたしは自分の受験番号をぎゅっとにぎりしめ
掲示板を見入った。
まわりの喜ぶ声や励ましの声。
わたしは緊張のあまり一瞬まわりの音がすべて消えたんだ。
隣にいる海の声さえも。
ドクン...
ドクン.....
あっ
「っあっあっあったぁぁぁぁぁ!!」
わたしは自分の番号を見つけるとボロボロでてくる涙が止められなくて
おもいっきり泣き笑いしてた。
「うみっ海!!!あったよ!!わたし、受かったぁっっ!」
海の学ランの裾を力いっぱいにぎりしめて
隣を見上げた。
「っ!海は?」
ま、まさか...
わたしは隣で固まってる海を見上げて思いっきり揺さぶった。
「海星っ!?!」