↑恋人以上≧恋愛未満↓
「海はっ海はなんか隠してることないのっっ?!」
「はい??」
「わたしに隠してることないのっ?」
突然大きな声を出したわたしに海は目をまるくした。
「なんだよ隠してることって?んなのねぇよ。」
「嘘つき!!わたし知ってるんだよ?」
「なんだそれ(笑)」
「なんで笑うのよっ?わたし本気でいってるんだよ??」
海が馬鹿にして、からかい気味に笑うから涙がでてくる。
「だからぁ。なんもないって?」
髪の毛をぐしゃぐしゃってしていつも年上っぽく私を子供扱い。
「じゃあなんで?なんでスカウトのこと言ってくれなかったの?なんでマミちゃんが知っててわたしはしらないの?なんでマミちゃんにチケットあげちゃうの?聞いてないよっ。わたしとマミちゃんどっちが特別?!わたしは何も言えない程信用ないの?」