↑恋人以上≧恋愛未満↓



「...//お前が大丈夫でも、俺が大丈夫じゃねーんだよ!」



真っ赤になった海が
照れ臭そうに目を逸らした。



「海...」
そんなにもわたしを好きでいてくれたんだね。



「ねぇ海。わたしね、ホントは全然大丈夫じゃないよ。いつも近くにいる海が遠くにいっちゃうって考えるだけでどうにかなりそうなくらい。」


わたしは決心が揺らがないように涙を堪えて伝えようって思った。


「だけどね。わたしなんかの為に海の一生を決めてほしくない。海には可能性があるんだから。夢だったことが現実になるチャンスだよ?」


「葵..俺は」



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