↑恋人以上≧恋愛未満↓



「どーぞどーぞ。ゆっくりしていってくださいねぇ。」


海の家の食卓で
スーツの男の人の前で固まって座るわたし。


そんな見知らぬ人におばちゃんはお茶をだして
男の人は恐縮してる。


訳がわからず硬直したまま見つめているわたしに

「あれ。マネージャー。」

海がボソッと耳打ちした。



「えええっ!?」

///////…。
思わず驚いて大声をだしちゃった。


でも、わたしもって?
わたしに何の用事?

「まさかわたしもデビューしちゃう?」


思わず妄想が膨らんで
ひとりごとをつぶやいた。




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