↑恋人以上≧恋愛未満↓




「...んっ///」


その唇が首筋に移動し
わたしの顎から首を甘く這う。


「きゃっっ///....っぅ////海っ//////」


海の柔らかな髪がふぁさっと揺れ首筋からちゅっと音を立てて
唇が離れた。


「俺の刻印。」

わたしを見つめる海の瞳が
妙に色っぽくて。
その瞳に囚われたまま動けなかった。


「バカッ///」


こうしてラブラブでいられる時間がどれだけ大切なんだろうか。

わたしたちの関係。
ただ幼なじみで、好きで、ただただ近くにいるわけじゃない。
これから海を
精一杯強い気持ちで支えていかなきゃいけないんだ。



がんばれ葵っ!!

海と距離ができること
それは海が手の届かない所にいくかもしれないこと。

わたしはめげないように自分に強く言い聞かせた。



何があってもわたしたちは大丈夫。
絶対大丈夫!!



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