↑恋人以上≧恋愛未満↓



「海っイロイロ話したいもんっ////まず話そうよぉ。」


「嫌だ。もうキスしてぇ。」


「ちょっちょっ..あっあっ朝比奈さんはっ!?」


わたしは自分でも緊張で焦ってるのがわかった。
訳がわからないまま口から言葉がでる。


「そうだっ!海のおばちゃんにも会いに行かなきゃっ///」


「それもあとで。」


「えっとあと、ほらっ」


「まだあんの?」


フッと笑った海がわたしの手首を掴んで視聴覚室にある黒板にわたしを追い詰めた。


ガタタッ

足元がよろめく。


そんな状況に追い込まれてもわたしは話し続けた。

「そっそうだ海っ、あのねっ/////」


「もぅ黙れって。」



「...///ぁ........っん..」


言葉を封じるように海が唇をふさいだ。
久しぶりに唇から伝わる海の体温はとても熱い。





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