↑恋人以上≧恋愛未満↓



そんな様子をみたしーちゃんが駆け寄って来る。

「葵っ!おはよ。こんなの気にすることないよ!!」


「しーちゃん。」



「お前ら!なんなんだよっその態度!!海星と葵ちゃんが仲良かったのはお前らだってしってんだろ?!世の中が騒いだからって急に知らんぷりかよ?!テメェらクラスメイトじゃねぇのかよ!」



たっちゃんがわたしの前にたってクラスのみんなに向かって怒鳴った。


そんなたっちゃんを馬鹿にしたように鼻で笑う男子がいた。

「立波だってホントはくやしいとか思ってんじゃねぇの?笹倉のこと好きだったんだろ?っつーか笹倉も芸能人の恋人気取りでいー身分じゃね?」


なっ
ひど..!

「テメェっ!」


「イチヤ!やめとけ。」


わたしの肩をフワッと抱いて
たっちゃんを止めにはいったのはウッチーだった。




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