↑恋人以上≧恋愛未満↓



「はぁっはぁっ!あ..おいチャン!大丈夫か?」



「はぁっだっだいじょぶ..っはぁっ!」



わたしたちは必死に走って
駅の近くまで来ていた。


「ここまでこれば大丈夫だろ?っつーかアイツらホント人の迷惑考えねぇな!」


息を整えてブツブツ独り言をいうたっちゃん。



「たっちゃんありがとう。....でもどうして..」


「なんか、胸騒ぎっつぅの?葵チャン守らなきゃーみたいな野性の勘が働いたわけ。」


たっちゃんは冗談ぽく
舌をだした。



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