↑恋人以上≧恋愛未満↓



なんだかたっちゃんがいてくれてよかった。



学校までの道のりも
たっちゃんが話をたくさんしてくれて
色んなこと考え込むこともなかった。



学校について
下駄箱でしーちゃんとウッチーに会うと、


「おはよー、葵♪」



しーちゃんがわたしを気遣って
ポンっと元気よく肩を叩いた。



「おはよ。」

わたしも笑顔であいさつをして


上履きに履きかえようと靴箱をパコッとあけた。



「あっ.....」


わたしは靴箱を開けてドキっとした。



自分の上履きに
落書きがされていたから。



そこには
“調子にのんな!”

油性マジックでそうかかれていた。




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