↑恋人以上≧恋愛未満↓



わたしは居間の方からひょこっと顔を出し、しーちゃんが玄関の扉をあけると


扉の向こうにたっちゃんとウッチーが立っていた。



「「うっす!」」


二人して声を揃えてなんだか照れ臭さそうにしてる。



「ちょっと早く入りなさいっ。」


たっちゃんとウッチーの姿にぶっと吹出しながら
しーちゃんは二人の背中をバシンっと叩いた。


「「いてっ」」



そんな様子を見ながらわたしは
とても微笑ましくて
みんなと一緒にいることで寂しくもなかった。




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