↑恋人以上≧恋愛未満↓
『ちがう。葵、ちがうよ!!!お前が嫌いとかそんなんじゃねぇっ//!』
「じゃ.....ど..して?」
もう涙がいっぱいの顔がボロボロだった。
『俺が、辛ぇんだよ。//めちゃくちゃ勝手だけど、葵とあんな噂んなって、葵きづつけて。毎日近くで守ってやれなくて。こんなお前を傷つけるだけなんて堪えらんねぇんだよ。お前を大事にしてぇのに一緒にいたら逆に傷つけ苦しめて。』
「....ひっ....ひくっ」
わたしは何も言えなかった。
『だから、ごめん。お前を守ってやれなくてごめん。..終わりにしよう。』
海の涙声になった声を最後に電話が切れた。
「....っう....ひくっ...」
号泣しているわたしを
状況がわからないまましーちゃんが顔を覗く。
「葵?何があったの?」
「.......っう....わぁぁぁっ」
わたしは小さな子供のようにしーちゃんに抱き着いて泣いた。
「海がっ....海が別れようって!!」