↑恋人以上≧恋愛未満↓



そういって少しずつ
顔が近づく。



「俺が忘れさせてやる。」


たっちゃんの吐息が
顔をかすめる。



ドキン...


「まっ/////まって。...」


ほんの少し動けば唇が
触れてしまいそうな距離にたっちゃんを感じて


心臓がとまりそうだった。



やだ..どうしよ。////

固まって動けなくなって
どうにか瞳をギュッと閉じた。



「葵チャン...」



下唇をきゅっと噛み締め
わたしはあまりに緊張の張り詰めた空気にちょっぴり震えた。




< 247 / 283 >

この作品をシェア

pagetop