↑恋人以上≧恋愛未満↓
そういって少しずつ
顔が近づく。
「俺が忘れさせてやる。」
たっちゃんの吐息が
顔をかすめる。
ドキン...
「まっ/////まって。...」
ほんの少し動けば唇が
触れてしまいそうな距離にたっちゃんを感じて
心臓がとまりそうだった。
やだ..どうしよ。////
固まって動けなくなって
どうにか瞳をギュッと閉じた。
「葵チャン...」
下唇をきゅっと噛み締め
わたしはあまりに緊張の張り詰めた空気にちょっぴり震えた。