↑恋人以上≧恋愛未満↓



「葵、俺メチャクチャ情けなくてだせぇけど、やっぱお前いないと無理だ。」


眉間にシワを寄せながら
頭をワシャワシャとして海が言う。



「俺と一緒にいると、葵をスゲー傷つけることになると思うし、世間から嫌なこともイロイロ言われたりするかもしんねぇ。それでもやっぱり俺にはお前がいないとムリなんだよ!」



わたしの両手を握りしめて
海が続ける。



「葵を守ってやるなんて、カッコイイことなんか言えねぇケド、ただ俺の隣にいてほしい。葵がちぃせえ時みたいにずっと隣で笑っててほしい。....何してたって、お前を忘れらんねぇんだよ!!」



...海


わたしと同じ気持ちだったっていうこと?




< 259 / 283 >

この作品をシェア

pagetop