↑恋人以上≧恋愛未満↓



たっちゃんが海を??


「...たっちゃんが?」


「そう。これが俺からのホントのクリスマスプレゼント。葵チャンには海がいないとダメなの俺が気付かないとでも思ってた?」


その言葉に胸がきゅっと
なって喉の奥が熱かった。



「それなのにどっかの馬鹿で鈍感なアイドルは、“俺が葵といたら葵を傷つける”とかわけわかんねぇことぬかして、葵チャン自身の気持ち聞こうともしねぇしよ。ったく、手がかかるんだっつーの!」



「イチヤ!!///」

海が恥ずかしそうに
俯いて


「ありがとな。」



そうボソッとひとこと言った。



「は?聞こえねぇな!」


「ッテメ!ありがとなっつったんだよ!!!」



顔を真っ赤にした海がたっちゃんに向かって頭をさげた。



....そうだったんだ。

たっちゃんは私の心、おみとおしだったんだね。



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