↑恋人以上≧恋愛未満↓
かけがえのないものたち…
「葵ーっっ!!!聞いたよ♪」
次の日、
クリスマスの出来事をしったしーちゃんは
朝からウキウキ。
わたしより楽しそうだ。
だけど
わたしも昨日からずっと顔がニンマリしてしまいっぱなし。
「しーちゃん、ウッチーも色々とご迷惑をおかけしました。」
授業が始まるまえの朝一番は
教室中が昨日のクリスマスムードに包まれている。
そして明日からわたしたちは冬休みに入る。
「それにしてもイチヤ!あんたがんばったのね〜!!見直したわっ。」
キャハハと相変わらず楽しそうに明るく笑うしーちゃんは
たっちゃんの背中を思い切りバシンと叩いた。
「ってぇな!//相変わらずだな、お前の女!!」
たっちゃんはウッチーに向かって苛立ちを見せる。
ふふっ。
いつものみんなだ。