↑恋人以上≧恋愛未満↓



「お互い近すぎて当たり前すぎて見えなかったこと、これからゆっくり知っていこうな?」


海の言葉にきゅんとなって
わたしは自ら海をだきしめた。



ねぇ..

「海。海はいつからわたしが好きなの?いつから女の子としてみてくれてたの?」


わたしがずっと知りたかったこと。



「中学んなってからかな?お前いきなりモテだして。」


あぁそんなこともあったね。


「俺は焦ってたの!//今だって今度はイチヤが現れるし!」

「海、わたしにたっちゃん薦めなかったっけ?」


意地悪してわたしが聞くと

「俺がダメならアイツならって思っただけ!誰にもやるかよ。」



ぷっ!
照れ臭そうに海が言うから思わず吹き出しちゃた!


「ぜってぇ離さねーから覚悟しとけよ?」



再び海の力強い腕に引き寄せられた。


うん。
これからもずっと隣にいてね。



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