↑恋人以上≧恋愛未満↓
わたしたちの日々…
相変わらず海の熱は冷めなくて
なかなか一緒に登校も帰宅もしにくくなっていた。
海は劇団「北斗」の舞台公演の回数が前より増えて
地元以外からも舞台にあがってほしいと声がかかっている程で。
学校も時々欠席したりするようにもなった。
今日は海が休みでちょっぴりさみしい。
「しーちゃぁん!今日の掃除当番体育館裏だよね?わたしゴミ捨て行ってから行くからさ。」
「オッケー!!じゃあお願いね!」
「あ、たっちゃんもウッチーも先行っててね!すぐ行くから〜」
「葵チャン大丈夫?手伝おっか?」
「ヘーキヘーキ!ありがとたっちゃん!」
わたしは教室のゴミを抱えて
一人焼却炉に向かった。