↑恋人以上≧恋愛未満↓
「わたしに特別にってくれたんですけど...葵先輩も聞いてなかったってことはホントに特別だったのかな?」
「え?」
「もしかしたら葵先輩よりマミの方が特別なのかもしれないですねっ!!」
なにそれ?
どういう意味?
わたしが固まって動けないでいると
「ちょっと!あんた何がいいたいわけ?!」
しーちゃんが強くでた。
「あっ。別に変な意味じゃ..」
「変な意味じゃなくてもそーいぅのを無神経っつぅんだよっ!」
茉巳ちゃんの言葉をたっちゃんが遮った。
「笹倉、気にすんなよ?」
ウッチーが茉巳ちゃんに聞こえないように
わたしを覗き込みながら心配そうに言う。
「うん。気にしてない..」
わたしは呟くように言ったあと
「マミちゃんよかったね!楽しんでいってね!!」
笑顔でそう言った。