ガリーとあたし。
あんまり運動しないんだろうな、と思う程彼の肌は白くて、ちょっと不健康に見える。
「多分ね」
考え終わったガリーが、こちらをちらりと見ながら口にする。
「なんか、皆が面白いなぁって思うような物、とは違うんじゃないかな」
「マンガとか?」
「そう、あと映画とか」
「ふーん」
「なんだろうなぁ、面白さを増やす為なんだよね、勉強してるのって。
だから別に、勉強自体が面白いのかっていうと、そういうわけじゃない、かも」
カリカリカリ。
日誌を書く手は止まらない。
なんかただの日誌なのに、ガリーが書いてると勉強してるみたいに見える。
「多分ね」
考え終わったガリーが、こちらをちらりと見ながら口にする。
「なんか、皆が面白いなぁって思うような物、とは違うんじゃないかな」
「マンガとか?」
「そう、あと映画とか」
「ふーん」
「なんだろうなぁ、面白さを増やす為なんだよね、勉強してるのって。
だから別に、勉強自体が面白いのかっていうと、そういうわけじゃない、かも」
カリカリカリ。
日誌を書く手は止まらない。
なんかただの日誌なのに、ガリーが書いてると勉強してるみたいに見える。