Do you know YOU!?
<4>
嬉しいメールの返信に早く、早く会いたいと気分が昂(たかぶ)っていた。
貴方は・・・海さんは、あたしの中で、着実に大きな存在となっていっていた。
でも、メールをするのには勇気がいることで。
精一杯考えた挙句に出したメールが夕飯を一緒に食べようという内容だった。
返信があるのに、どれだけドキドキしていたのか分からないくらいだ。
何故そんなに気になったのか、なんで惹きつけられたのかなんて、どーでもよかったんだ。
ただ、一緒に居たいんだ、それが理由でしかなかった。
「好き」と気付いてしまって、いや、「好き」にならなければ良かったのに。
海さんの声も仕草も話し方も全部が大好きで。
たまらなく愛しいっていうのは、ああいうことを言うだろうな、なんて後になって思ったけども。
カチ、カチ、カチと、自室の時計が、一秒ずつ刻み込まれていく。
それにあたしの心音も合わさったかのような錯覚。
いつ返信が来るだろう・・・仕事忙しいんだろうな。。。
なんて、少し焦燥感に襲われていたとき。
ぴろりん、ぴろりん。
メールが届いた音が鳴った。
ベッドの上でごろごろしていたあたしは、ぱっと起き上がり、携帯をぱかっと開いた。
「今日は仕事は忙しくなかったから、夕飯一緒に食べようよ。もし良ければ、遊びにくる?」
嬉しいメールの返信に早く、早く会いたいと気分が昂(たかぶ)っていた。
貴方は・・・海さんは、あたしの中で、着実に大きな存在となっていっていた。
でも、メールをするのには勇気がいることで。
精一杯考えた挙句に出したメールが夕飯を一緒に食べようという内容だった。
返信があるのに、どれだけドキドキしていたのか分からないくらいだ。
何故そんなに気になったのか、なんで惹きつけられたのかなんて、どーでもよかったんだ。
ただ、一緒に居たいんだ、それが理由でしかなかった。
「好き」と気付いてしまって、いや、「好き」にならなければ良かったのに。
海さんの声も仕草も話し方も全部が大好きで。
たまらなく愛しいっていうのは、ああいうことを言うだろうな、なんて後になって思ったけども。
カチ、カチ、カチと、自室の時計が、一秒ずつ刻み込まれていく。
それにあたしの心音も合わさったかのような錯覚。
いつ返信が来るだろう・・・仕事忙しいんだろうな。。。
なんて、少し焦燥感に襲われていたとき。
ぴろりん、ぴろりん。
メールが届いた音が鳴った。
ベッドの上でごろごろしていたあたしは、ぱっと起き上がり、携帯をぱかっと開いた。
「今日は仕事は忙しくなかったから、夕飯一緒に食べようよ。もし良ければ、遊びにくる?」