Do you know YOU!?
(5) 恋しく想うのは貴方だけ
<1>
なんとなくどんな用事で断られたのか、気にはなっていた。
ただ、単に仕事で残業でもあったのだろうと思い、あたしはせっかくの時間を本を読むことに費やしたのだった。
恋には、下心あり、恋は、盲目であり。
と、これがあたしから海さんに学んだことだった。
因みにこの日の夜は熱帯夜で、眠ることが出来たのはほんの二時間程度でしかなく。
次の日は、具合の悪い中、バイトに行ったのだった。
苦しかったけれど、我慢した。
海さんとのメールのやり取りが、あたしを支えてくれていたのだから。
前向きになり始めていたのに、なんで?
なんで貴方は優しい振りをしていたの?
こんな恋がしたかったんじゃないのに。
傷ついても傷つけても、ずっと一緒に居られると思っていたのに。
どうしてこんな試練をあたしに課すの?神様は。
苦しいよ、心が不安でいっぱいで、海の中でもがいているような、そんな息苦しい感じ。
怖いよ・・・真実なんて無ければよかったの。
嘘でもよかったの。
貴方に本気になっていたあたしは本物だったから。
なんとなくどんな用事で断られたのか、気にはなっていた。
ただ、単に仕事で残業でもあったのだろうと思い、あたしはせっかくの時間を本を読むことに費やしたのだった。
恋には、下心あり、恋は、盲目であり。
と、これがあたしから海さんに学んだことだった。
因みにこの日の夜は熱帯夜で、眠ることが出来たのはほんの二時間程度でしかなく。
次の日は、具合の悪い中、バイトに行ったのだった。
苦しかったけれど、我慢した。
海さんとのメールのやり取りが、あたしを支えてくれていたのだから。
前向きになり始めていたのに、なんで?
なんで貴方は優しい振りをしていたの?
こんな恋がしたかったんじゃないのに。
傷ついても傷つけても、ずっと一緒に居られると思っていたのに。
どうしてこんな試練をあたしに課すの?神様は。
苦しいよ、心が不安でいっぱいで、海の中でもがいているような、そんな息苦しい感じ。
怖いよ・・・真実なんて無ければよかったの。
嘘でもよかったの。
貴方に本気になっていたあたしは本物だったから。