Do you know YOU!?

(1)世を彷徨うモノ

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バイト先の人たちは皆、妹をあやすような感じの態度で、接してきたから。

「年の差なんて関係ない」。

当時のあたしの心の中の言葉。

しかし、これはある意味残酷な事実を突きつけられただけだった。

まだ年下の研修生みたいな感じで。

バイトの先輩たちは、あまりモノを教えてくれずに、口下手なあたしは四苦八苦しながら、無理やりやり方を教えてもらった。

しかし、諸事情により、一人のバイトの先輩を避けてしまった。。。

それはあたしが段々と病みはじめた感じがした。

何をどうしたらいいのか分からなくて、他の先輩に説得されたりしたけど。

結局、最後まで仲良くなることは無かった。

あたしも先輩もお互いに口ごもり、必要不可欠の言葉だけでやり取りしていた。

そんな仲なんて続くはずも無かった。

あたしは先輩の顔を見ないようにしていたし、近づこうともしなかった。

怖いというのが身に付いてしまって、避けるという行動に出てしまって。

今も思うが、本当に・・・あたしは・・・生きていくことが、難しい生き物だったのだ。

だから、あのようなことが起こってしまったのかもしれない。

求めていたものが、がらがらと音を立てて、壊れていくような。

そんな気が・・・していた。

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