学園一のお姫様!
シーン・・・
あれ?
なんか私悪い事言ったっけ?
「鈴宮は一番後ろの窓側だ(全員ビンゴときたか)」
『あ、はい…;』
「鈴宮はココに今日来たばかりで何も知らないから皆仲良くしてやれ!」
先生がそう言って私は先生の指示された場所に座った。
そして一時間目の国語
「ねえ、鈴宮さんって言うんだよね!」
と、前の座席の女子に話しかけられた。
案の定、先生は前で黒板に向かって何か書いているので全く気づいてない
「私、山内凛(ヤマウチ リン)って言うの!よろしく」
『あ、山内さん、よろし「凛!」へ?』
「凛って呼んで!あと私も静香って呼んでいいかな?」
少し顔を赤く染めて上目遣いで聞いてくる。
この子可愛いな…
こんなにすぐに友達ができると思っていなかった私はついつい顔がにやけてしまった
『もちろん!』
その後はきちんと授業に集中し、ノートをとった
そして一時間目が終わった…その瞬間
ガタッ!、とほぼ椅子に座ってたほとんどのクラスの人達が立ち上がり私の方に近づいてきた。
ま、まさか…いじめ!?
ちょっと不安になってても皆はこちらに向かってくる
無意識に怖い!と思い、ギュッと目を瞑ると
「鈴宮さんってどこから来たの?」