学園一のお姫様!
『へ?』
ついついびっくりして声を裏返してしまった
「静香ちゃんって呼んでいい?」
「どこから来たの?」
「友達になろうよ!」
沢山の人達から次々にものを言われ焦ってしまう静香
その時急に腕を引っ張られた
「静香、トイレ行こう!」
腕を引っ張ったのは凛だった
たぶん凛は私が困ったのをいち早く察知し、こうしてくれているのだろう
『(友達ってすばらしいな…)』
友情が身にしみて涙でにじんでしまう
トイレの前まで走って来たら急に凛は走るのを止めてしまった。
そして
勢いを止められなかった静香は凛とぶつかってしまった。
「ど、どうしたの…凛っ」
私は頭を抑えて見たら目の前に二人の男子がいた
「いけない…」
と、凛はぶつかった反動で右に立っていた私を見たが…
「ストライク!!!」
時はすでに遅し
そう言って変な男が私に抱きついてきた