学園一のお姫様!



「言っておくがお前に拒否権はない」


「え?」



だんだん嫌な予感がしてきた



「でもあったばかりだしあまり知らないし…」


「俺が言ったからんなもん関係ねえ」




どんだけ自己中心的な考えなんだよ!!




「でもそんな会ってすぐに好きになるなんて…」


「一目ぼれだ」


「一目ぼれってあのお米の?」


「…もういい。とにかく今日から俺はお前の彼氏だ」







え、えええ、えええええええ!!??




「これからはたっぷりコキつかってやる」


静香には蓮がだんだん悪魔のように見えてくるのであった。




優しくなかったんですね


そうですかそうですか


へー…



「あのー私の意見は…」


「あるわけねーだろ」



人権って言葉知ってますかー?

どんだけ人権否定してるんだ訴えますよ!



「訴えてみろよ…」


「心読まれた!?」



「口にでてんだよ馬鹿」



あきれた口調で言う蓮。






静香は知らなかった


これが波乱な日常を迎える序章となるということを…



< 9 / 15 >

この作品をシェア

pagetop