白雪姫様と王子様とオモチャ
ずっとそうやっていたかったのに、
なぜかいきなり蛍は私から離れていった。
「待って!」
追いかけようとしても、水が鉛のように重い。
それでも、一生懸命前に進むと
水は沼のように私を下へと落としていく。
青白かった月も消えて、
蛍の光も消えてしまった。
私の体にはドロドロした感触がある。
わたしは沈んでいく。
なぜかいきなり蛍は私から離れていった。
「待って!」
追いかけようとしても、水が鉛のように重い。
それでも、一生懸命前に進むと
水は沼のように私を下へと落としていく。
青白かった月も消えて、
蛍の光も消えてしまった。
私の体にはドロドロした感触がある。
わたしは沈んでいく。