白雪姫様と王子様とオモチャ
学校から出て、やってきたのはゲームセンター。


今は授業中のため自分たち以外学生はいない。


「…すごいね。」


ゲームセンターに数回しか来たことのない私。


いつ来ても驚くのは、音の大きさ。


「普通だろ。なんかほしいのある?」


隼人はさっさと千円札を両替してゲーム機を見る。


ぬいぐるみとかが透明な箱の中にうもれている。


「…あ!あれ、ほしい!!」


白が指差したのは、人気のキャラクターのぬいぐみではなくて、




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