白雪姫様と王子様とオモチャ
「……。」


無言の隼人。


ふわふわしてて女の子っぽいものを渡されても困るのだろう。


「………。」


この場の空気に今にも泣き出しそうな白。


「…ありがとな。」


白からストラップを受け取って携帯につけて見せる。


「…っおそろいだね。」


笑顔の白はほっぺをほんのり赤く染めた。


隼人は笑ってゲームをする。


実は隼人も顔が赤くなっているのは秘密だ。



< 151 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop