白雪姫様と王子様とオモチャ
「えっ…。」


恐怖からか、一歩下がる白。


視線も、自分からはずされ地面へと向けられる。


「白もひどいことをするんだね。


2-Sのことを仲間だと言っておきながら、


自分のために利用してしまうんだから。」



「…ち…違う!!」


いつもは、冷静なはずの人間でも


自分のことが全て筒抜けだと分かると


すぐにあせってしまう。


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