白雪姫様と王子様とオモチャ
クレープ屋をやっているのは姉。手伝ってほしいといわれ、家から強引につれださされた。


「いいでしょ別に。」


姉は屋台の中の椅子に座りのんびりとお菓子を食べている。


「でもさぁ・・・・・」


そういわれても不満はつのるばかりだ。


新人教師 佐藤 和人 (サトウ カズト)


ココの近くにある奏高校(カナタコウコウ)に勤務が決まった。本当は忙しく、やることもいっぱいあるのに、女王様の姉に逆らえずにいる。


別にお菓子食べてるなら忙しくもないんじゃ。


ドコッ!!


いきなりなべをなげつけられた。すごい剣幕の姉がいる。これが逆らえない理由だ。


そして、ボーっとこの屋台にたち今は空を眺めている。
そして、突然小鳥のような声がした。
< 2 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop