白雪姫様と王子様とオモチャ
「みんな、上手くやってるね。」


「でしょ?信頼させといて裏切って、絶望へ叩き落す作戦♪」


ゆうりとはずっと昔からの親友。幼稚園から、私は理知学院のとこに入ってエスカレーターだからゆうりと同じクラスにいたことは一度もない。でも、仲良くやっていってる。


「んで、隼人と今どんな感じ?」


「ほぇっ・・・////。」


いきなりのことで赤面する。ゆうりは私の恋愛の先生みたいな?


みんな聞いてるかもしれないのになんで、話すのよ!


周りが騒がしいとはいえ、聞こえてしまうと思う。しかも、佐藤和人から視線を感じる。


「話まだあるんですか?」
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