白雪姫様と王子様とオモチャ
「先生!!好きな人って誰!!??」


なんか、また騒がしくなった。


「そんなの教えるわけないだろ。」


そして、また静かになった。分かってたけど温度差が激しい??気まぐれなクラスだな。でも、まだ誰も…隼人がかまってくれないことに寂しい思いがした。


「白…もう今日は帰れ。」


隼人がかまってくれたと思ったら、突き放す言葉だった。


…帰れ???白、1人だけなの??


「いやよ。なんで私が…。」


「いいから、帰れ。」



< 56 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop