白雪姫様と王子様とオモチャ
「確かに…隼人の…。」


ココのホテルは隼人の家が経営するホテル。


しかも隼人はココの後継者。隼人の頼みとあれば簡単にこの部屋を差し出すのはあたりまえ。


「悪かったな…本当に。」


ソファに座っていると思ってたけど、やっぱりこの話。


結構根に持つタイプかも隼人って…


「いいよ。理由があるんでしょ??」


白は仕方ないと思いつつ隣に座った。


「でも、白を泣かせて…俺…。」


「本当に…大丈夫だから…。」
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