白雪姫様と王子様とオモチャ
リップの音が無音だった部屋に響いて消えた。


白の頬にキスをした隼人は白をバスルームへとお姫様抱っこして連れて行く。


……期待してバカみたい。


恥ずかしいと思い拒否していても実は唇へのキスを望んでいた。


だからほっぺにキスをされたのはちょっとガッカリだった。


バスルームで下ろされた白はじっと隼人をみる。


隼人は笑って言った。


「いっしょに入りたいの?」


「ちがうから!!////。」


「顔真っ赤にして言われても説得力ないし。」


そういって白の頭をなでた隼人はバスルームから出て行った。
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