白雪姫様と王子様とオモチャ
「GAME START」


と大きく書かれて周りにはラクガキがしてある黒板。


なんなんだよ…コレ…。


「先生。3分24秒遅刻なんですけど。」


「えっ?」


「初めての授業で遅刻とか信じられない。」


「せっかく授業楽しみにしてたのになぁ。」


気楽に言っているようだけど目は真剣だ。目が怖い。


「悪かったな。じゃぁ、授業はじめます。」


ガラガラガラ…


絶妙なタイミングで教室のドアが開いた。
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