白雪姫様と王子様とオモチャ
「翔…なんで…。」


「確かに、こいつが悪いけど。ゆうり、今のお前は過保護すぎてるぞ。」


「なっ!!」


ため息をつく香山にほっと安堵する僕。納得していない中島。


「まぁ、先生。ゆうりのことは許してあげてください。白のこと大好きなんで。」


田中が香山と中島の間に入って言った。


「…でも、まぁ、1回気分転換にGAMEでもしますか。」


そういって、返事も聞かずに僕は体育館へ強制連行された。


黄昏は白を横抱きにしてついていった…。
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