Sweetチョコレート
 「そう・・・なんですか・・・」



 今まで上がっていた肩が下がった。ホッとしちゃったよ・・・って何でホッ!?




 「うん!あのね・・・」




 「??」




 「琉ちゃんね・・・「オーーイ!!遅刻するぞーー!」・・・」




 「あっ」





 タイミングがいいのか悪いのか、生活の先生があたし達に注意した。




 「ごめんね!遅刻したらまずいから!!また・・・ね」






 「あっ、うん」






 「バイバイ!!」





 そうして、あの子は嵐のように去って行った。












 あたしとあの子も色んな意味で正反対だな・・・。

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