俺様ダーリン
「あ?なんか文句あっか」

「文句ありまくりだっつの!」


今にも火花が飛び散りそうな勢いで、2人は無言で睨み合う。



「世梨ちゃん!みっくん!2人とも早くしないと発表に遅れちゃいますよっ?!」


お互いを睨んでいる2人をみかねて、綾音はそう言いながら2人の間に入る。

気づけば周りには、もう誰もいなかった。



「そうだな。早く行くぞ!」

「ほら、世梨ちゃんもっ」

「…わかったよ。」
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