初めて愛した女-短編-





「………ごめん」





一瞬自分がしていることが
分からなかった。







それから亜美も黙ったまま
何も話さない。






「はぁ…」

亜美がため息をつく



「どうかした?」



「いや…別に男ってなんでこんなに軽いの」

呟くように言った。


「だからごめんって」



「いや別にそっちのこと言ってるんじゃない」




「あぁそ」







そしてまた沈黙が続く



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