愛してよダーリン




「いや……ないです」


「まぁそうよね。その髪色からすると“あっち”系の人みたいだし」




“あっち”系って………たぶん不良って言いたいのかな。



まぁ銀髪だし仕方ないよね。




『まぁ普通にソファーに座ってくれてるだけでいいから。リラックスして』


編集長らしき女の人はそう言うと、樹を違う着替え室みたいな所に連れていった。




沙絢ちゃんも紫音が入った着替え室みたいな所に行っちゃったから、あたしはその場に1人になってしまい、


この前座った近くにあった椅子に座ることにした。




しばらくすると樹と紫音と沙絢ちゃんが着替え室みたいな所から出てきて、


やっぱりモデルの紫音と沙絢ちゃんはオーラが違った。




最初は紫音だけの撮影で、紫音の撮影が終わると、すぐに沙絢ちゃんと樹がソファーのある場所へと移動させられた。




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