愛してよダーリン
ダイスキの証
樹はその後家に帰ったと思ってたら、バイクや数人の男子たちの声が外から聞こえてきたから、きっとそれから樹は遊んてだらしい。
だるい体を起こして、ベッドの横にあるカーテンを開けて窓から外を見てみると、
やっぱりあの不良グループと樹たちがたまってた。
外でたまってたら迷惑じゃん。
そう思ったあたしの思いが樹のお母さんに届いたらしく、
樹のお母さんが樹の家から出てきて何かを不良グループに言った。
すると不良グループは樹の家に入っていって、ガヤガヤとした男子たちの声は聞こえなくなった。
これで静かに寝れると思ったら、一気に睡魔が襲ってきて………次の日にはすっかり熱は下がってた。
お母さんと樹の看病のおかげか、体のだるさもなく熱も通常に戻り、紫音と登校することができた。
樹と一緒の高校に通うことができるのも、あと少ししかないんだから今日行けてよかったと思った。
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