愛してよダーリン
最寄り駅で全員が集まると、全員で優奈の後をついて優奈ん家に向かった。
優奈ん家は見た目はビックリするほど大きいわけじゃないけど、
優奈は1人っ子だから、広い部屋を1人で使えるから、5人が入っても全然余裕に感じられた。
布団を部屋全体に敷いて、みんなでごろ寝することになった。
夜になると各自持ってきたお菓子やジュースを出して、自然と流れで恋ばなが始まった。
だから、今回あたしは莉加ちゃんのことをみんなに話した。
すると、みんなが樹のことを信じなきゃだめだよって言った。
『奈緒が自信なくしてどうするの。彼女は奈緒なんだから、何も心配することはないよ』
嬉しかった。
すごく……その言葉が嬉しかった。
自分で思ってるよりも、こうやって友達に言われる方が心の中に深く入ってくる。
友達って本当にすごいって思った。
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