愛してよダーリン




駅の改札口で待ち合わせをして、あたしがそこに着いた時には既に拓海くんが待っていた。



「拓海くん!」


「うわっ!……って、奈緒ちゃんかぁ!」


「あはっ。ごめんね?驚かせて」


「大丈夫だよ。じゃあ、行こっか」




拓海くんに着いて行くと、不良やギャルがよく溜まってて治安が悪いって噂の繁華街に入った。



中学の時はギャルの友達がいたからよく行ってたけど、今は全然行ってないから久々の繁華街。



繁華街には、相変わらず不良やギャルがたくさんいる。



繁華街を歩いていくと、ファーストフード店の隣に小さいカラオケ屋さんがあった。



そこに拓海くんが入ったから、ここかぁと思って後を着いていった。



カラオケ屋さんの中に入ると、待ってる時に座る用なのか、3つ並んでる椅子に樹ともう1人男の子が座ってた。



男の子って言っても、その容姿はいかにも不良っていった感じで………。



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