LOVE!LOVE!?双葉★
○●○●○●○●○●亜月○●○●○●○●○●



はぁ、





俺は、さっき買ったばかりのサイダーを
飲みながらだらだらと歩いていた




やっぱり、亜希菜と芽衣はいなくて
先に家に帰ったみたいだ





……そりゃそうか、俺が先に行けっていったからな





考え事をしてると家に着いた。





「ただいま~」


「あら、亜月遅かったじゃない」


母親が居間から出てきた


「寄り道してた」

「亜月は、寄り道が好きね~」

「まぁな」


俺は、飲みかけのサイダーを持って
自分の部屋に入って行った。


俺は、そのままベッドに倒れこんだ


「はぁ~」





―――――――――そーいえば昔……



「亜月~!!!亜月~!!」


「ちょっと、待っててよ」


「暑いから早く帰ろうよ!!」


「だって、仔犬がっ…ほらっ……亜希菜?」


俺が仔犬を見つけて、眺めてるうちに
亜希菜が先に帰ったんだっけ


俺は、日が暮れるまで犬を眺めてて
夜、母さんが探しに来るまで仔犬と一緒に
いた



あれは小学校の2年生くらいだったような



「亜月は、ほんと寄り道が好きね~」

ニコリと笑う母親をみながら俺は
どう返したっけ

仔犬を抱いた俺は、父さんにどう説得するか考えてた



今、考えると笑えるいい思い出話だな


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