俺の姫は幼なじみ【完】
●千幸side
―――……
日向が自分の部屋に帰った後、私はお風呂に入った。
「…はぁ……」
湯船につかりながら私はふと思った。
なんだか…この頃、
日向のキャラ変わってませんかっ!?//
……キスとか…
激しすぎるし……//
意地悪だし……///
「…っ…///」
思い出して赤くなる私。
日向…これ以上
エスカレートしなければ
いいけど…な…///
「よしっ…宿題残ってるし、あ―がろ♪」
勢いよく湯船からあがった。
お風呂場のドアに手をかけた…
―その時―…
視界が大きく揺れた。
…………ぇ…
……なにこれ………っ
ガッタ―ン…っ
目の前が真っ暗になったのと同時に
薄い意識の中で目に映ったものは
…―真っ赤な血で汚れたお風呂場のタイルだった。