俺の姫は幼なじみ【完】
俺のケータイのバイブが鳴った。
「…?」
メールがきている。
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From 凌
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担任がお前を探してたぞ―
今、どこ?
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…―文化祭だった…っ
俺ははっと気づいた。
そして同時に花瓶の破片を拾う南を思い出した。
…南にまかせっきりじゃん…っ
俺はふと千幸を見た。
〜〜〜っ
千幸のそばについていたいけど…
まかせっきりじゃ…な…
俺は千幸のおでこに優しいキスを落とすと、千幸のお母さんにわけを話し、病院をあとにした。