俺の姫は幼なじみ【完】
落ち葉がたくさん落ちて、中庭が赤や黄色に染まっていた。
ふと、中庭の小道を誰かが走ってくるのが見えた。
落ち葉で染まった小道の上を青いブレザーが走ってくる。
「あっ…」
…―日向だっ//
じぃっと見ていると、日向が走りながら上を見た。
「!」
日向と目があった、と思った瞬間、
日向がニカッと笑って手をふった。
…―ドキッ//
私も手をふりかえすと、日向は嬉しそうに笑い、病院に入っていった。
「…〜っ///」