俺の姫は幼なじみ【完】
「あら、ほんと?日向君、部活はいいの?」
お母さんはめちゃくちゃニコニコしてるし…、
「明日は土曜日で午後からなので大丈夫です」
日向もいつもと違って爽やかな笑顔を振りまいているし…。
とほほ…(泣)
「じゃぁ…お願いしてもいいかしら?」
えっ…まじ!?
「はい」
「何かあったらすぐ、連絡してね」
お母さんはそそくさとカバンを持ってコートを羽織った。
「わかりました」
日向はニコニコして手をふっている。
ちょっ…と…
私の意見は??(汗)
「千幸、静かにしてるのよ〜」
お母さんはそう言って病室を出ていった。
日向はゆっくりと私のほうを、向きながらこう言った。
「さて…と」
日向君、目が…Sになってます…←