俺の姫は幼なじみ【完】

●日向side




「日向〜…?」

「ごめんね…日向…?」

「ひ〜な〜た〜…?」







俺の目の前には必死に俺の機嫌をとる千幸。


あれやこれやと、うろちょろ動き回っている。






さかのぼること…数分前。




―――………



バッチーーンッ!!





「いってぇっ!!」




洗濯物を片付けようとしていた俺の頬に千幸の右ストレートがしっかり入った。←




「な…なんで?」




平手打ちされた後、思わず言った言葉。





千幸は、はっとしたように自分の右手をわなわなと震わせながら必死に謝りだした。




「ごめんっ!!日向」




千幸は俺の頬をすりすりとさすった。





い…意味がわかんね―…。



「なんで…殴ったの?」




千幸に思いきって聞いた俺。




すると、千幸は顔を赤くしながらこう言った。




「だって…下着…見た…//」









へ?←










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